監督の言葉
六大戦総合5位、新妻3000mSCで1位
監督 八田 秀雄
シーズン開幕の六大戦は4月3日、花冷えの駒澤で行われました。今回から1位8点制となりましたが、総合順位は62点で5位、フィ−ルドは総合3位で全体としてはまずよかったと思います。1位6点制としても38点で、最近では去年に次ぐ得点になります。中でもエース新妻が、3000mSCで自己新9′01″95の1位、5000mも14分台で4位。もう少しでトラックの最優秀選手賞が取れるところでした。2年藤井も3000mSCで9分18秒台の大幅自己新。砲丸で岡野、2年青木が二人とも11m後半の自己新。他、上位に入ったのは、2年青木が走高跳で1m95の2位、八木が800m1分56秒台で3位などで、印象としては主力卒業の大きな穴がある今シーズンを迎え、厳しいながらも明るい材料も多く出たなという開幕戦になりました。ただし、両リレーとも最下位の短距離の状態が非常に不安です。関カレでは上記の種目に加えて、最近10000mWを47分台で歩いた衛藤の競歩、八木澤の十種などが得点期待種目です。65点取った去年に比べると、25点取れればよいかというくらいではあります。それでも全般的にはレベルアップが見えてきましたし、来年は総合優勝を目指すと強く言っています。
主将の言葉
主将 岡野 浩行
雨の予報が外れ、心地よい晴天の中、六大戦が行われ、99年もシーズン・インとなりました。午前中はうららかな陽気でしたが、昼頃からやや冷えてきて、種目によっては力を出し切れない選手もいました。しかし、3000mSCの藤井のように、六大戦という試合をうまく活かして自己新を出した者も少なからずおり、今後の対校戦に向けての期待もふくらみます。関東インカレに向けての課題も明確になり、少しでもよい結果が出せるよう、部員一丸となってこれからの練習に励んでいこうと思います。
10:00 走幅跳決勝
大堀(3年)と八木澤(3年)の出場。大堀は助走にスピードがない上に足が合わず、6m09の最下位。棒高跳と重なった八木澤は、会場を行ったり来たりしたために集中できなかったが、徐々に記録を伸ばしていき、6m50の6位であった。
10:30 棒高跳決勝
渡辺(4年)と八木澤(3年)の出場。八木澤は10:00からの走幅跳とタイムテーブルがぶつかってしまい、なかなか棒高跳一本に集中しきれなっかたものの、なんとか3m20はクリアして5位。まだまだ練習不足の感は否めないと言える結果であった。3m00、3m40、3m60とすべて一発でクリアの渡辺は、続く自己ベストとなる3m80も見事に2回目でクリアし、4位であった。4mは跳ぶことはできなかったが、好調さをアピールした。
10:30 砲丸投決勝
岡野(4年)、青木(3年)の出場。ライバル心の強い二人はお互いを意識しながら、ムキになって記録を伸ばしていき、終わってみると岡野が11m90の3位、青木が11m71の5位と、二人とも関カレA標を突破していた。
11:00 400m予選
1組4レーンに羽場(3年)、2組2レーンに田島(3年)の出場。レーンに恵まれた羽場はスタートから積極的にとばすも、200m付近で内側の選手に捕らえられる。後半も追い上げられず、4着51″94。インスタートの田島も積極的なレースを展開したが、外側の選手をとらえられず、そのままゴール。6着52″94。厳しい結果となったが、羽場はプラスで決勝へ。
11:40 100m予選
1組4レーンに藤原(4年)、2組7レーンに長田(3年)の出場。藤原は抜群のスタートを切ったものの、中間疾走へのスムーズな移行ができず徐々に後退。タイムは11″00(+1.5)だったが、周りが速く6着。長田はまずまずのスタートを切るも、中盤から遅れ始め、後半も詰められずゴール。6着11″31(+0.7)。二人とも予選通過ならず。
12:30 走高跳決勝
青木(3年)の出場。今シーズン最初の試合ということもあり、助走に安定感が見られず、何でもない高さでの失敗が目立った。1m95は何とかクリアしたものの、2m00ではまったくいいジャンプができず、3回とも失敗した。4人の出場で2位であった。
12:30 円盤投決勝
岡野(4年)、八木澤(3年)の出場。急激に冷え込んだ中の試合となる。結果は、岡野が33m23の6位。八木澤は25m87の自己新を出すも8位だった。
12:55 3000mSC決勝
始め新妻がトップに立ち、藤井は真ん中ぐらいの位置につける。400mを過ぎたあたりで新妻は2,3番手あたり。藤井はトップグループ後部につき、しばらくそのまま進むが、1300m位で藤井を含む何人かが先頭集団から落ちる。その後、2000m手前から新妻がトップに立ち、スパートをかける。そして、そのまま後続を離しながら1位でゴール。藤井は最後で一人抜き、5位でゴール。それぞれが自己ベストの更新という結果であった。
14:00 やり投決勝
岡野(4年)、田村(2年)の出場。極端に力みすぎてフォームの乱れた岡野は53m28の4位。55m以上にしかラインの引かれていない状態で投擲目標を定められなかった田村は43m12の9位だった。
14:35 4x100mR決勝
2レーンに、青木(2年)、藤原(4年)、長田(3年)、関水(2年)のオーダーで出場。1走青木は無難に走りをまとめる。藤原は力走するも、後半徐々に引き離され3走長田に。長田で6レーン立教を捕らえ、4走関水にバトンパス。関水は大きい走りで力走するも、終盤に立教にかわされ6着。42″46であった。6着ではあったが、今期から取り組んでいるアンダーパスでの初レースであり、大きなミスもなく無難なレースであった。
14:45 400m決勝
8レーンに羽場(3年)の出場。予選と同様に前半から積極的なレースを展開。しかし、絶対的スピードの差は否めず、300m通過の時点で最下位。残り100mの踏ん張りが期待されたが、前半のがんばりが響き、追い上げられずゴール。7着51″92であった。
14:55 1500m決勝
桑田、山本がケガのため、佐藤康(2年)のみの出場。先頭集団は61″〜62″で400mを通過。力の差は否めず、一人旅となる。800mで先頭集団が割れるも、佐藤と前の差は大きく、自分のペースをつかめないまま4′31″95の9着。今後徐々にキレのあるレースができるよう期待したい。
15:15 800m決勝
西村(3年)、八木(3年)の出場。序盤は2人とも後方につける。一人が遅れ、他8人は集団で400mを57″で通過。ここからレースは動き、八木はペースアップした先頭集団にくらいつくが、西村は徐々に遅れる。八木は600mを1′26″9で通過し、ラストの直線でポケットされつつもよく追い込み、3着1′56″25でフィニッシュ。一度は遅れた西村も、600m以降持ち直し、2人を抜き、7着1′59″00でゴール。惜しくも自己ベスト更新はならなかったが、今後に期待を抱かせるレースであった。
15:25 5000m決勝
3000mSCを制した新妻(3年)、池田哲(2年)の出場。新妻は無理をせず第2集団を引っ張り、先頭から5秒ほど遅れて1000mを通過、関東インカレを見据え、順位を狙ったレース運びをする。池田は前のペースについていけず、一人旅となる。新妻はその後も一周72″前後のラップを刻み、先頭集団から脱落した選手を徐々にとらえていく。ラストもいつもの切れを見せ、14′51″84で4位に入り、5点を獲得。順調な仕上がりを見せた。しかし、池田は最後までペースが上がらず、16′16″28で10位。不本意な結果に終わった。練習ではしっかり走れているだけに今後の奮起が期待される。
15:55 4x400mR決勝
5レーンに、羽場(3年)、藤原(4年)、田島(3年)、高梨(4年)の走順で出場。この日三本目の400となる羽場は、とばしていったものの疲れは隠せず後半つぶれる。6位でのバトンパス。2走藤原の力走で5位との差を詰め、3走田島に。田島は腰痛をおしての出場であったが、粘りのある走りを見せ、5位立教とほぼ並んで高梨に。高梨に逆転の期待がかかったが、高梨は終始硬い走りで精彩を欠き、逆転できず。結局6着、3′25″62。両リレーが最下位ということで、今年は短距離にとって厳しい大会内容となった。(ラップ52″0−49″9−52″7−51″0)
◎大会新 △大会タイ
何種目か記録が抜けています。
第32回東京六大学対校陸上競技大会
平成11年4月3日(土)
駒澤陸上競技場
100m(−1.3)
400m
800m
5000m
@坪田(法大) 14′30″36
A原田(早大) 14′30″99
B山根(明大) 14′38″81
C新妻(東大) 14′51″84
D吉松(明大) 14′57″73
E奈良澤(法大)15′22″72
F広田(立大) 15′26″53
G高橋(慶大) 15′36″39
3000mSC
@新妻(東大) 9′01″95
A丸山(慶大) 9′08″46
B木村(明大) 9′10″03
C長谷川(法大)9′16″23
D藤井(東大) 9′18″88
E橋本(明大) 9′24″03
F竹崎(法大) 9′28″06
G山田(立大) 9′28″85
4x100mR
(青木-藤原-長田-関水)
4x400mR
走幅跳
棒高跳
走幅跳
砲丸投
円盤投
やり投